空き家の問題点と空き家整理の相場をご紹介

自分の親が亡くなってしまった場合、その家に継続して住む人がおらず、空き家になってしまうケースがあります。

すぐに買い手がつけば良いのですが、買い手が見つからないと延々と固定資産税を払い続けなければならない状況になります。そこで、空き家整理を依頼したい方へ参考になる情報をご紹介します。

少子高齢化と核家族化の影響により、大阪はもちろん、全国的に高齢者だけの世帯が増えてきています。そのような世帯では、住人が介護施設へ入居したり亡くなったりすると空き家になってしまうため、空き家の割合も年々増えています。

住む人がいないのであれば更地にするという選択肢もありますが、空き家を更地にしてしまうと、固定資産税が約6倍にもなるため、そのまま放置してしまうケースも珍しくありません。空き家になると誰も掃除をしなくなるので、ほこりが溜まるなど建物の劣化が急速に進み、倒壊の危険性が高まります。また、何者かが侵入して悪さをしたり、害虫・害獣のすみかになったりするおそれもあります。

さらに、2015年から施行された「空き家対策特別措置法」により、放置された空き家の修理や撤去・解体の指示に従わなかった場合は、更地と同等の税が課される可能性もあります。そのため、経済的負担を抑えていかに空き家を整理するかが課題とされています。

空き家整理の費用は、部屋数や不用品の数によって違います。一軒家の費用は、15万円から20万円ほどかかることも多いです。部屋数が4部屋以上になると、それ以上かかることが想定されます。

空き家整理を行ったあとの活用方法に関する相談は、無料で対応してくれるところが多いです。さらに見積り提示も無料の場合がほとんどです。劣化した空き家のリスクや税金による出費を軽減するためにも、できるだけ早く行動することをおすすめします。